昨日から記事にしているOpenAI社のGPT-4 Turbo
APIだけでもすごかったのですが、ChatGPTがさらなる進化を果たしました!
なんと、昨日の今日で、ChatGPTにもGPT-4 Turboが導入されたのです!これで、非常に使いやすくなりました。
GPT-4 Turboが使えるということは、学習している内容(データセット)が、2023年の4月までの情報となっているわけで、かなり最近の話題までついてきてくれます。
ChatGPTの進歩は、それだけではありません。
まずは、これを見てください
プラグインは一つも入れておらず、ChatGPT4のみの使用したものです。
ヘビーユーザーならわかるかもしれませんが、気づきましたか?
そう、上にグラフ、下に生成した画像が入っています。
使っていない人にとっては「なんのこっちゃ?」という程度かもしれませんが、実はこれ、すごい進歩なんです!
以前のChatGPTでは、画像生成にはDALL・E、コードやデータを取り扱うにはCodeInterpreter、会話がメインならGPT-4、といった、目的に合わせた使い分けをユーザーが行う必要がありました。
しかし、アップデートされたGPT-4は違います!
これらの機能をすべて同時に利用できるのです!!
同じインスタンスにおいて、画像生成前の表を使い、各種分析を行い、その分析結果を元にHTML/CSSを書いています!
これが出てきた内容です。
ざっと確認しただけですが、間違っている部分は見当たりません。
データに間違いはなく、もちろんプロンプトを工夫すればHTMLのコードで出力させることも可能なので、まさに完全な上位互換となったわけです!
ちょっと、驚きすぎてヤバいのですが、
最後に、CodeInterpreter愛用者にとって朗報をお伝えしましょう。
GPT-4 Turboでは最大トークン数が128Kとなりました。
その影響で、コードをすべて入れても読み込めない、ということがほぼ発生しなくなったのです。最高ですね。
私もちょっとしたプログラムを書かせていますが、ファイルを丸ごと読み込んで、そこから正確にいじれるようになったので、作業速度が大幅に向上しました。
さらに、GPT-3.5 Turbo同様に生成速度も上がっているので、長文だからと言って10分や20分待つ必要はありません。
現に、このコード関連の文章を書いている間(5分程度)に、200行(1万文字)程度のプログラムが丸っと出力できました。
このアップデートによって、どんな人でも、簡単に、わかりやすく、そこそこ正確に、AI技術の恩恵を享受できるようになりました。なんと言っても、欲しい機能を選び、それに合った情報を提供する、という手間がなくなったのですから、導入だけしてしまえば完全かつ完璧にこなしてくれるわけです。
ここまでくれば、最高のAIアシスタントとして、使えるようになったと言えるでしょう!最高ですね!