驚きの水分量！野菜と果物、どっちが多いの？

突然ですが皆さんにクイズです。

可食部100g中、上位15種を平均した場合、

水分量が多いのはどちらでしょう

1．野菜
2．果物

体感だと果物の方が多いと思いますよね？

私もそう思ってました。

実はこの問題の正解は、1の野菜なのです。

これが果物と野菜、上位15種の水分量リストです。

一見、水分量の多そうなパイナップルやぶどう、リンゴもこの通り

果物	水分量(g)
パイナップル	85.2
ぶどう/皮なし	83.5
りんご/皮つき	83.1

実は、野菜と比べてしまうと、それほど多くないんです。

多くの野菜において可食部の約90％以上が水分でできています。

特に夏野菜である、トマトやキュウリ、ナスは水分量の多い野菜の代表格で、トマトは医者いらずと言われるほど、多くの良い栄養を含んでいます。

だから水分の不足する夏バテには、野菜が効果的と言われるんですね。

ようやく夏も終わり、季節は美味しいものの増える秋へ移り変わろうとしています。

秋や冬は乾燥の季節、水を飲むだけでなく、
野菜もおいしく食べて、心と体の健康を保ちましょう！

ちなみに、魚は約75％が、動物は70％が水分でできていますが、そこには血液が含まれるため、可食部における水分量はさらに少ないです。

ただし、クラゲは96～97％が水分ですが、調理すると殆どしぼんでしまい、有毒種も多いことから水分の摂取には向いていません。